結論
250TR kawasaki病
直りました。
工程をここに記します。
もし私のTRと同じ症状
(アイドリング不安定/エンスト)
ならば素人でも直せます。
作業は全6時間あまり。
できるだけ解りやすく記します。
おそらく今回
250TR kawasaki病完治に
キャブレターは関係ありませんが
丁寧にばらしたので
キャブレター編として
残します。
作業は
①キャブレターの清掃
本編の
バルブクリアランス調整編へは
こちら。
①キャブレターの清掃
作業は
エンジンが冷えているときに行います。
燃料タンクのコックはオンの位置です。
まず左下のドレンを緩め
キャブレター内のガソリンを抜きます。
キャブレターを下からみた写真です。
ガソリン抜きのドレンが右に見えます。
中央の穴からガソリンが出ます。
繋がっている
ワイヤー、ゴムホース
電極を外していきます。
ガソリンタンクからのホースを
外す時ホース内のガソリンが出ます。
布や器を用意します。
ワイヤーは二ヶ所(アクセル)
ゴムホースは三ヶ所
電極は一ヶ所
(キャブ下に着いているものはそのままでOKです)
全て外したらエンジン側の
バンドを緩め
捻りながらキャブレターを
引っこ抜きます。
エアフィルター側は
スプリングバンドで止まっています。
S型側でO型に引っ掛かってますので
外します。
エンジン側は埃やゴミが入らないよう
蓋をしておきます。
室内に移動し
外せる部分をどんどん外します。
写真を残しておきますので
ワッシャーやネジの確認等
分解、組み立ての際に参考に。
外した箇所ごとに
ネジや部品をまとめておくと
組み立ての際に困りません。
キャブレター上部から
チョーク
フロートへと続きます。
ここにもゴムの蓋があります。
取り外します。
ワイヤーの接続部品
アイドリング調整ネジから
キャブレター下部へ。
下蓋を外したら
ジェット系を外していきます。
ここがフロートになります。
不思議な部品でぶら下がってます。
棒を端から押し出して外します。
樹脂系
ゴム系を外したら
キャブレタークリーナーを吹き掛けていきます。
トレイは金属製
換気はしっかりして作業してください。
泡タイプの方が良いと思います。
数回に分け一時間ほどかけて
汚れを落とします。
綺麗になったら繊維のでない布で
キャブクリーナーを拭いていきます。
セーム革の切れ端を使いました。
廃液は新聞などにしっかりと吸わせ
作業中に使った布と共に
燃えるゴミへ。
ここからは逆の手順で
キャブレターを組み直します。
キャブレタークリーナーは
キャブレター内に残っていても
問題ありません。
ここまでで約三時間です。
キャブレターを綺麗にして変わった点
アクセルが軽い
アイドリングは相変わらず不安定
つまり250TR kawasaki病の原因は
キャブレターでは無かったわけです。
に続きます。