7リットルで210kmほど走ります。
タンクに並々と注いで満足しても
切れる頃には面倒だなあと思います。
これは何かに似ています。
16リットルの時は330km走りました。
ぎりぎりまで注ぎ
しばしの安心を手に入れても
やはり使い果たす手前で
面倒だなあと思う。
これも何かに似ています。
一度の給油で沢山入れば
一度で長く走ることができます。
面倒は減りますが
その分重くなるので
燃費は悪くなります。
またもや何かに似ています。
燃料を入れているときに
走って来た道程を
振り返りながら
微笑んでいるような人は
面倒だなんて思う事もないのでしょう。
先日
灯油を購入している方がいました。
10個以上ものポリタンクに
延々とノズルを出し入れしては
歯を食いしばり
あんパンのような顔で
車に積み込み続けていて
その姿を見ていたら
遥か北国の
猛吹雪の大地にでも帰るのかと
少し心配になりました。
何を燃料に例えて
車体や機器を何に置き換えて
移動や熱を何と捉えるかは
それぞれの立場や生き方で違いますが
どうも全てが似ています。
程を知るとは
本当に上手く言ったものです。