生々流転


2024年 1450×700
2024年 1450×700

忍花 oshibana-Ⅰ-


日本画 院展 箔 箔画 箔絵 ピアニカ 近藤仁 再興 第106回 生々流転
2021年 2150x1700mm

ピアニカ

ドは赤

レは橙

ミは山吹

 

暦は高く重なり続けていて

いきものは今日も元気です

 

足が生えたおたまじゃくし

生い茂る草

泳ぎまわる魚たち

 

眠らない街は

いま仮眠中

 

鍵盤に指を置いて

今年も聞こえないお祭りのことを

考えます

 

満月の日が

多くなってる

気がしています


日本画 院展 箔 箔画 箔絵 カラクリ 近藤仁 再興 第107回 生々流転
2022年 2150x1700mm

カラクリ

 

あれがここにきて

ここからそこへ回って

こっちへ繋がり

あれが動く。

 

組み上げるには順番があって

不必要なモノはないのです。

 

これにはこの役目があって

左右は同じ形で

撓る材質で出来て居るのです。

 

      気にしない者は通り過ぎて

興味のない者は関わろうともしない。

 

知らないぞ。

なんでも人任せで。

知らない分からないなんて

言ってるから

壊れても買い換えて。

 

作れるのはゴミの山だけでしょ?

 

人に任せて

自分の役割は生きることなぞ

ほざいては

素知らぬ顔で

子を愛でる

愚かな仕掛けの唐繰たちよ。

 

世の中のカラクリが

あちこちで油切れ。

 

ゆっくり

着実に

壊れてゆくのが

ここから痛いほど

よく見えること

見えること。

 

あれ

またネジが一本余ったな。


日本画 院展 箔 箔画 箔絵 リトマス 近藤仁 再興 第108回 生々流転
2023年 2150x1700mm

リトマス

文明・文化に関わらず
全てが
流れています。

どこへ向かって
どこへ集まって
そこはどこですか

選んでいるようで
知っているようで
考えているような
行き先と夢たちが

流れて
ゆっくりと儚色に染まっています。

時代や昔
あの頃やあの時
経験と想像
昔と今
追いかけても
真似をしても
もう中和はできないから
生きるしかないようです。


どこへ行きますか?

どこへ行きたいですか?
何をしますか?
何をしたいですか?

 

たくさん考えながら
自分の好きなところへ
集まれ。

 


2024年 2150x1700mm
2024年 2150x1700mm

ストゥーパ

生死を繰り返して繰り返して
こんなにたくさん建ってしまいました。
すごい数。
とんてもない数。
生えたビル群と
聳えた鉄塔の隙間で
大切なものを携えて生き続けます。
木を切って
土に何かを建てたがるから
街や都が出来ます。
うつしおみはやがて
平等に土に還ります。
向こうの方から鐘の音。
風がでてきた。
雨が降り出しました。
生え出した。

パラサイト

 

不快な湿度と温度。

早く止んでほしいと思う。

今がよければそれでいい。

 

水がないと生きていけないのは知っている。

イキモノは全てが水と共に生きているのも知っている。

大きな大きな塊は

あまりにも大きすぎてその存在を見失う。

間違いなく私どもは

それへ寄生して生きているのだけれど。

 

今が良ければそれでいいのだろうか。

イキモノと触れ合うから

ふと考えるのだ


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