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糠床の話

三年目になる糠床があります。

小さい頃からきゅうりの漬物が大好物。

ある日、床から作ってみようと思い立った。

やってみるとさほど難しくない。

ただ、トラブルも絶えない。


セメダインの香りになったり

まるでう○このようになったり

虫が元気に育っていたり


それぞれの対処法は

ネットにたくさんの方々が

情報を載せてくれているので

割愛。

最近は糠床も丈夫になり

何しろおいしい。

さて、これが私の糠床。

何かお気づきになりますか?

糠床と言えば

毎日かき混ぜることが大切。

かき混ぜるというよりは

天地をひっくり返すと言うべきか。


煮沸消毒した洗濯ネットに

糠床を入れて約一年

とても都合がよいので

記しておきます。

①ひっくり返す


親ネットを

そのまま引きずり出して

少し揉みほぐしたら

逆さまにポン。

しっかりと押し込み

空気を抜きます。


②水切り


野菜達から出た水分は

ホーローの下に貯まります。

捨てずに新しい糠を投入

塩も少々忘れずに。

この水分、勿体ないですよね。

よく混ぜて本体に合流。



③捨て野菜/だし要員


野菜くずやだし要員は

本体にいれるとどこかへ行ってしまい

後々取り出しヅラいです。

そこで、女性用の小型洗濯ネットへ。

こちらも煮沸消毒済み。

しっかりと塩を揉み込み

小さじ一杯の塩と

本体糠を一握り投入。

ファスナーを閉めて

よく揉み込みます。

小ネット全体に糠が行き渡ったら

親ネットへ。

よく揉み込み馴染ませたら

しっかり空気を抜いて

台所の涼しいところへ。


捨て野菜の取り出しは一週間後。

小ネットをよーく絞ってから

野菜くずを取り出します。

絞り上げられカラカラになった糠は

本体へ合流。



【1日一回やること】


親ネットを引き出して

揉みほぐし

逆さまにポン。

水分が底に貯まっていたら

足し糠で玉にして

本体へ。


洗濯ネットで

手軽に美味しい

糠床ライフ。




更新

4月24日

歳時記

 

 


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