若い頃や海辺、夏や冬を妙に思い出させる。多摩美日本画専攻卒なのはあまり知られていない。
泣きながらちぎった写真を
手のひらにつなげてみるの
悩みなききのうのほほえみ
わけもなくにくらしいのよ
青春の後ろ姿を
人はみな忘れてしまう
あの頃のわたしに戻って
あなたに会いたい
…
女性の気持ちを歌っているけれど
わたしにはその風景が浮かばないのが悲しい。
けれど、この声
けれど、この音
なんて落ち着くのだろう。
喫茶店にも海辺にも
夏にも冬にも合うハーモニー。
たまらない
…
煮込んでしまえば形もなくなる
もうすぐできあがり
…
21歳。
とんでもない。
多分まだ学生。
多摩美で日本画を描いていたはず。
そんな中この楽曲を書き上げている。
とんでもない音。
歌詞はやはり女心を描いていて
私だけ入っていけないのが悲しいが
古くならない音を紡いでる。
脱帽のメロディー
たまらない