魚屋には決して並ばない
雑魚達も
同じように
美しく泳いで
きれいな骨になるのです。
強力な神経毒テトロドトキシンを保有。
皮膚にも存在するため、素手では触らない方が良い。
死亡した人を北向きに寝かせることから、この名がついた。
固体によって色や模様が違うのが面白い。
猛毒テトロドトキシンを保有。
怒ると皮膚(腹部)を逆立て丸っこく膨らむ習性がある。
海釣りをする方なら一度はみたことがあるはず。
泳ぐ姿はなんとも可愛らしい。
体表の縞が鷹の羽に似ているためにこの名で呼ばれている。釣ったその場でシメて臭みを抜いてあれば非常に美味。
とても派手な姿。ベラ科魚類では珍しく体色に雌雄差がない。西日本では好んで食べられるが、関東で出回ることはない。さっぱりした白身は刺身に。
イソベラ、クロベラ、ヒョウタンギザミなどとも呼ばれる。
小さな個体は全て雌で、大型個体が性転換して雄になる。
クセのない白身。刺身、煮付け、から揚げなど。
体側には黄色く縁取られた横帯があるが、
太平洋側のものは6本、日本海側のものは7本。
食べないが、観賞用として人気がある。
従来ササノハベラとされた種は
1997年にホシササノハベラとアカササノハベラの2種に分かれた。
国内の浅い岩礁域に普通にいる魚。まとまってとれないため
現在では高値安定。時に超高級魚。
白身がコリコリしていて美味。煮付け、唐揚げなどなんでもいける。
なぜかよく釣れる。
「或人の説く鰺とは味也、其の味の美をいふなりといへり」
( 『東雅』 新井白石 )
アジとは味のこと
味の美味しい魚だからアジ
1719年江戸時代中期の政治家で儒学者の新井白石が
『東雅』という書物で実際に記載している。
他にも
アジが群れをなす習性から、群がり集まることを「あち」といい
これが「あぢ」に変わり、「あじ」になったという説。
「アジ」の「ア」は大量に獲れた魚へ親しみを込めた愛称語で
「ジ」は魚名語尾を表すとされ、大衆魚という意味の説。
などなど。
属名チダイ
タイ科チダイ属の魚で、外見がマダイによく似ているが、
エラブラの縁に沿って血がにじんだような赤い部分があり、
これが血鯛(チダイ)の由来。
別名の「ハナダイ」も鼻(実際はデコ)が出っ張っていることから
「鼻鯛」と言われている他
華やかな外見と桜が咲くころから釣れ始める事から
「花鯛」という説もある。
もう一つの別名「チコダイ」はマダイほど大きくならない
小さな鯛という意味からとのこと。
鯛を釣りたい。
立派な鯛を釣ってみたい。
バチバチと体を捻って
針から逃れようとするあの
引き締まった魚肉を
ガッツリ掴んで
観察してみたい。
生簀で泳ぐ
人の鯛と
魚屋に並ぶ
死魚を
交互に見比べながら
描いた鯛。
釣り上げた鯛に
そっくりなのだそうだ。
さすが。
おめでたい。